HSPさんの365日

HSP

HSPの1年

HSP(Highly Sensitive Person)は、その繊細な感受性と共感力から、季節ごとの行事や環境の変化に対して特有のストレスを感じやすくなります。この記事では、HSPの特性を持つ人が1年を通して経験するストレス発生事項と、それぞれの季節に適した対策について紹介します。

春(3月〜5月)

ストレス発生事項

  • 新学期や新年度の始まり: 新しい環境や人間関係への適応が求められる時期です。HSPの人にとって、新しい場所や初対面の人々との交流は大きなストレスとなります。
  • 花粉症: 春の花粉症は多くの人にとって辛いものですが、HSPの人は特に敏感で、体調不良がストレスを増加させます。
  • 季節の変わり目: 気温や天候の変化に敏感に反応しやすいHSPの人は、体調管理が難しくなります。

子供の頃からクラス替えや名簿順で前後になる人がどんな人か、初対面の人が多くて怖いイメージですね。自己紹介の時間とかね。もうイヤで足が重くて。でも転校生の子がいたらその子をサポートすることが好きでした。きっとその子は自分よりも緊張しているだろうな。と思うから。

そして季節の変わり目であちこち痒くなるのもインナーシャツとかを衣替えしたりするとその生地感になれるまでは蕁麻疹が出たりしますよね。我が家はいつもリンデロン軟膏常備です。

対策

  • 計画的な環境適応: 新しい環境に少しずつ慣れるために、計画的に時間をかけて適応していくことが重要です。無理をせず、自分のペースで進めましょう。
  • 花粉症対策: 花粉症対策グッズを活用し、症状を軽減することで体調管理を行います。マスクや空気清浄機を使用すると効果的です。
  • リラックス方法の実践: ヨガや瞑想を通じて心身をリラックスさせ、季節の変わり目に伴うストレスを軽減しましょう。

学校は自分のペースなんて保っていられないので毎日ついて行くのに必死でヘトヘトでしたね。
大人になると少しは気に掛けてもらえたりします。「初めての時が一番大事」と言いますが素直に受け答え出来て分かったふりをしてみんなに追いつこうとせず「教えていただいてありがとうございます。」という気持ちを持ち続けながら仕事をしていれば大丈夫です。HSPさんはやさしい印象を持たれることが多いらしいので好意的に見られるそうですよ。HSPさんがよく道で声を掛けられるのはそういうことらしいです。

夏(6月〜8月)

ストレス発生事項

  • 暑さと湿度: 高温多湿の環境は、HSPの人にとって体力を奪い、疲労感を増大させます。
  • 夏祭りや花火大会: 大勢の人々が集まるイベントは、音や人混みに敏感なHSPにとって過度な刺激となります。
  • 学校の夏休み: 子供がいる家庭では、夏休み中の活動やスケジュールの変更がストレスを引き起こすことがあります。

HSPでなくても日本の夏はツライ。私は湿度が高い環境が特に苦手で息苦しいと感じてしまいます。
我が家は窓を開けたら花火がドカ~ンの場所に住んでいます。花火は観ていないとどのくらいの音が聞こえるか分からないので観ています。最近は結婚式で花火が上がったりするので週末PM7:30頃は注意しなければいけません。子供たちが喜んでいるので良しとしています。
夏休み。確かに子供の為にやることが増えるので疲れますが、家に家族が揃っているのは安心感も同時にあります。夏はなぜか子供を付け回したりする人も増える季節なので心配なんですよね。

対策

  • 涼しい環境の確保: エアコンや扇風機を活用して、快適な室内環境を整えることが大切です。外出時には日陰を利用し、水分補給を心掛けましょう。
  • 混雑を避ける: 夏祭りや花火大会などのイベントは、混雑を避けるために早めに行くか、静かな場所で観賞する方法を考えてみましょう。
  • リラックスできる活動: 水泳や読書など、リラックスできる活動を取り入れて、ストレスを軽減しましょう。

エアコン。1年の半分は冷房ではないでしょうか?温度を低くして風量を少なくするのが好きです。
夏は必要最低限しか外出しません。何となく夏なんだから出掛けなきゃ。と子供を連れだしていた頃もありましたが親子共々苦しい思いをするのでその考えはやめました。

秋(9月〜11月)

ストレス発生事項

  • 新学期の始まり: 夏休みが終わり、再び学校や仕事に戻ることがストレスとなります。新しいクラスやプロジェクトへの適応が求められます。
  • 気温の変化: 秋は気温が急に下がることが多く、体調管理が難しくなります。寒暖差による体調不良がストレスを引き起こします。
  • 秋のイベント: 運動会や文化祭など、秋には多くのイベントがありますが、人混みや騒音がストレスの原因となります。

学校はまた席替えをする頃ですね。子供たちが学校が始まったら2~3日はぐったりしています。

対策

  • 計画的なスケジュール管理: 新学期や新しいプロジェクトに向けて、計画的にスケジュールを組むことで、無理なく適応していきましょう。
  • 適切な衣服の準備: 気温の変化に対応するために、重ね着や温かい服装を準備しましょう。体温調節がしやすい服装が大切です。
  • 静かな場所での休息: イベントが多い秋には、静かな場所でリラックスする時間を確保することが重要です。自分だけの時間を作り、心を落ち着けましょう。

お歳暮や帰省の計画を考え始めると私は毎日毎日胸騒ぎが止まりません。頭の中でシュミレーションを何度もしてしまいます。ギフトを考える時は予算と去年の履歴と去年の反応がどうだったかを加味して1か月以上は悩みますね。それに加えて子供の模試や定期試験があったりで子供への接し方や話し方を思慮深くやっているのでとても疲れる季節です。

冬(12月〜2月)

ストレス発生事項

  • 年末年始のストレス: 年末の忙しさや、新年のイベントがストレスの原因となります。特に年末の大掃除や年賀状作成は、HSPにとってプレッシャーとなります。
  • 寒さ: 冷え込む冬の気候は、HSPの人にとって身体的な負担が大きくなります。体調不良や冷えに敏感になります。
  • 家族の集まり: 年末年始には家族や親戚との集まりが増えますが、過度な人間関係のストレスを感じることがあります。

お歳暮や帰省の計画を立て始めると毎日毎日動悸がします。帰省するとペースは乱れるので便秘になり、眠れないのも当たり前です。一年のうちで一番心が保てない期間ですね。
我が家は運転は夫にさせられないので帰ったら余計にぐったりです。

対策

  • 計画的な準備: 年末の準備を計画的に進めることで、ストレスを分散させましょう。早めに大掃除や年賀状の準備を始めると効果的です。
  • 温かい環境の確保: 暖房やホットカーペットを活用して、暖かい室内環境を整えることが重要です。温かい飲み物や食べ物を摂取し、体を温めましょう。
  • 家族との距離の取り方: 家族や親戚との集まりがストレスとなる場合、適度な距離を保つことが大切です。無理に全てのイベントに参加せず、自分のペースで過ごしましょう。

まとめ

HSPの特性を持つ人にとって、季節ごとの行事や環境の変化は特有のストレスを引き起こします。しかし、適切な対策を取ることで、ストレスを軽減し、1年を通じて健やかに過ごすことができます。自分自身の感受性を理解し、それに応じた環境を整えることで、より充実した生活を送ることができるでしょう。


NEXT→HSPさんはなぜか眠れない日が多い。どんな時に眠れなくなるかみなさんと共有して解決策を考えてみたいと思います。